同門対決
デストロイヤー杯港区レスリング大会初日のシニアの部では、興味ある同門対決が見られました。
5歳ほど離れていますが、ともに中学まで木口道場に在籍していた、嶋崎寿雄(日大OB)対高橋海人(早大OB)の一戦。
赤の嶋崎はインターハイと国体(高校)制覇、全日本大学選手権2位。一方の海人はインターハイ2位、全日本学生選手権3位と、両者とも堂々たる戦績を残しています。
結果は若さと体重で勝る海人が1-0(3分1ピリオド制)で辛勝。
ご存知五味隆典選手(久我山ラスカル)と、つい最近まで木口道場所属だった沼尻健選手(フリー)の一戦。
ちなみにレフリーも、中学まで木口道場に在籍していた、現在は高校教諭の高田丈裕(日体大OB・全日本3位)です。
総合ルールであれば当然五味選手有利ですが、レスリングでは沼尻選手(全日本大学選手権3位)に一日の長があります。
試合は1ピリオドを沼尻選手がタックルで獲り、
2ピリオドは0-0からのクリンチで、沼尻選手が確実にテイクダウンを奪い、2-0で勝利しました。
「五味は沼尻みたいなタイプは苦手なんだよ」という押田コーチの戦前の予想通りの結果となりました。
木口道場の話題からは少しそれますが、こちらは法政二高柔道部顧問の永富先生。
AACCから出場です。
この日のために6キロ減量し、法政大学レスリング部への出稽古もこなしてきました。
ハイクラッチ、飛行機投げ、一本背負い(→)と、次々に技が繰り出され、1・2回戦とも見事にフォール勝ち。二高生にぜひ見せたい試合でした。
(2回戦の相手は木口道場の小城選手でした)
明日の決勝で五味選手の愛弟子、プロ修斗の岡田章選手と対戦です。
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