2010大田区春季レスリング大会結果
今年で63回を数える歴史ある大会です。
防衛大レスリング部や東大レスリング部の学生から、学生時代にレスリングをやっていた、あるいは社会人になってから始めた30代・40代の選手まで、幅広い層の選手が参加します。
木口道場からは、ともに40代の有賀さん、古宮さん、そして若手代表の川浪の3名が参加しました。
東京オリンピックで全試合フォール勝ちで金メダルを獲得し、186連勝を記録した選手としても有名ですが、若い選手たちはほとんど知らないみたいです。
こつこつと地道に金曜日の練習を積み重ねてきました。
途中、怪我での戦線離脱はあったものの、気づいてみればキャリアはもう5年。
着実に力をつけてきました。
普段の練習では、プロ選手にもひるまずスパーリングをお願いしに行きます。
そんな積極的な姿勢が古宮選手の強みです。
ウォーミングアップで一緒に打ち込みをやった選手です。
今回はちょっと相手が悪すぎました。
おそらく今大会の中で一番レベルの高い選手です。
1ピリオドフォール負けとはなりましたが、1分近くの貴重な体験でした。
木口道場の金曜の練習と日曜のFFCの練習をこなし、
試合にも積極的に参加します。
ところが有賀選手の相手もかなりの強敵。
全日本社会人選手権や全日本マスターズ選手権での優勝経験のある選手です。
結果は2ピリオドフォール負け。
それでも1ピリオド目はスタンドでのしっかりした守りで、相手も多少攻めあぐねていたように思えました。
結局、古宮選手・有賀選手の出場した66kg級は、それぞれの対戦相手がその後の試合も圧勝で決勝進出となりました(くじ運悪かったです)。
神戸の六甲アイランド高校レスリング部出身で、兵庫県代表として国体にも出場の経験があります。
1回戦の相手は東大レスリング部。
ここは難なく1ピリオドフォール勝ちでクリア。
決勝の相手は、かつて全国連覇もした「古豪・東京実業レスリング部」のOB。
川浪選手より20歳も上ですが、それを感じさせない動きです。
1-1ながらラストポイントを取られ、1ピリオド目を落とします。
ところが2ピリオド目からは、やはり若さと勢いのある川浪選手が試合を終始リード。
途中鼻血を出す場面もありましたが、見事優勝を飾りました。
有賀選手、古宮選手は秋期大会(10月24日)での再チャレンジを、
川浪選手は11月の社会人オープンへの挑戦を、ぜひ期待します。
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