全中結果
相撲でいえば「稽古場横綱」
野球でいえば「ブルペンエース」
いずれも、練習では強いのに本番で実力を発揮できない選手を指します。
レスリングの場合は「スパーリングチャンピオン」とでも言うのでしょうか。
普段は強いのにねぇ。ハートの問題かなぁ~。
1回戦はバタバタ、ガチガチでしたが、それでも試合には圧勝。
2回戦は、ポイントを先取し守りを固めてきた相手に反撃の手がまったく出ず完敗。
相手もそこそこ強い選手だったんだけど、普段の実力を出せば功太のほうが上、だと思ったんですが…。
昔話ですが、
やはりここ一番で実力を出し切れないタイプで全中ベスト8止まりだった峻(現早大)は、
その後の東日本大会決勝では、その時の全中2位の選手を圧倒し、余裕のフォール勝ちを収め優勝しました。
功太にもそんなリベンジを期待しましょう。
昨年の全中で3位に入賞している文音。
他の選手たちも日々の練習の積み重ねで確実に強くなっている中で、
連続で表彰台を狙うのは並大抵のことではありません。
最近はこれまでの貯金(過去の練習量)とレスリングセンスの良さで勝ってきた気がします。
ただし、それも中学生になるとなかなか通用しません。
かつては表彰台の常連だっただけに、スイッチさえ入れば復活は早いと思うのですが。
敗者復活に期待して
自分が敗者復活戦にまわれるように、敗戦後は相手選手の決勝進出を期待し、応援するという微妙なスタンスになりますが、
功太と文音に勝った選手もその後敗退してしまい、その時点で二人の全中は終わりました。
ちなみに拳士朗は1回戦敗退。アーセンは2回戦で敗退でしたが、敗者復活で勝ち上がり3位に入賞しました。
大和だけはいつもどおりのテンションでした。
「この紋所が目に入らぬか!」と旅館でもらった印籠が気に入った大和ですが、
この後どこかになくしてしまいました。
相変わらずの「大和落ち」で締めくくらせていただきます。
コメント